ADHDの体験談まとめ1

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ADHDの人達の体験談まとめ1です。

1年に20回転職したスティーブン・ J

今までで一番長く続いた仕事は6ヶ月ですが、それも実際の私の仕事ぶりを見られていたらもっと早くクビになっていたでしょう。

私は頭に浮かぶことを何でもだしぬけに口にして周りの人の邪魔をするので迷惑がられてしまいます。 上司に仕事を言いつけられてもどこかで行き詰まってしまうか、全然違う仕事を始めてしまうかのどちらかです。

一つの仕事を始める時はいつもあれもこれもと別の仕事を山のように思いついては結局その日のうちにその仕事は終わらず家に帰って持ってやろうという意欲あふれる無謀な決意を固めることになります。

家に帰るとまず何かはらに詰め込み、郵便物をチェックし、パソコンで「ちょっと息抜き」をし、2、3本電話をかけると、それでもう真夜中で仕事のことなど頭にも浮かばないくらい疲れています。そもそも仕事は車の中に置き忘れたまま。

この筋書きを行く度も繰り返しているのですが、毎回自分では意外なことが起きたかのように愕然としてしまいます。 そして次の日終わっていない仕事を職場に持って行き言い訳をし同じ手順をそっくり繰り返すというわけです。

 

衝動買いをやめられないエリック・G

エリック・Gは息子がADHDと診断された後、妻の勧めに従ってクリニックに来ました。子供がADHDと診断されて親が自分の障害に気がつくことはかなり多いようです。エリックはADHDの典型的な経緯を辿っています。大学進学適性試験の数学では高得点を取っていたのに大学の微積分では落第点を取りました。時折「才能のきらめき」を見せるのに普段は能力以下の結果しか出せません。

大学を早いうちに落第してコンピューター機器を扱う会社に勤め始めると、同僚達からは好かれADHDのせいで何か問題を起こすことがあっても、いつもかばってもらいました。

やがて妻と相談して小さな店を始めると決め、5年計画を立てます。夢を実現するための貯金やパートタイムの仕事などについての金銭計画です。ところが数千ドル溜まるとエリックは必ず妻に相談せずに大きな買い物をしてしまいます。ボートの購入や勝手に決めた休暇の計画などに衝動的に金を使い、その度に夢が遠ざかるのです。エリックはこう言います。「家内が未だに私を見捨てないのは不思議としか言いようがありません。ついやってしまう衝動買いが気まぐれでほってしまうタトゥーだったなら今頃私は全身国際色のチョウになっていますよ。」

 

生まれてはじめてずっといられる職場を見つけたカレン・S

私職探しについてはかなりのエキスパートだと自分でも持っているわ。今までに着いた仕事は数え切れないほど。最後に見つけたのは床の敷物を扱う会社で従業員も多く特に販売分がとても大きいの。

上司はとてもいい人で私の問題分かってくれたし、一緒に働く同僚もやはり理解してくれたのだけど私がいつも落ち着きがなくて自分の席に座っていられないのには、どうしてもみんな困ったようよ。

ボスは私がお客の対応が上手いのに気づいて販売部門に移ったらと提案してくれたの。

販売員として働くようになると全てがうまくいったわ。

事務所から出られたので、もうそこの人達にうるさがられたり迷惑がられたりしないし、お客さんを訪ねたり、ちょっとした雑談を交わしたりと、買い手に新しい提案をするのはとても楽しいの。お客さんへのアプローチの仕方で新しい方法をたくさん考え出したら他の販売員もその方法を使っているわよ。ボスは満足してるし同僚もそしてお客さんもみんなが満足してるの。

今でも私は興奮しやすい子イライラもそれはしやすいけど生まれて初めてずっといられる職場を見つけたという気がしてるわ。

 

5分で白昼夢の世界に入ってしまう大学生

(ADHDの大学生が講義に出席することがいかに大変かを語った内容)

5分もたたないうちに僕は入り口も出口のない迷路のように入り組んだ白昼夢の世界に迷い込んでいる。時折息をするために水面に顔を出すがすぐに心の赴くままの世界に潜っていく。僕の注意力は大抵は潮の干満のようで沿岸に満ちては引く。

ときたまもっと間隔が短くなって波のように岸に寄せては返すようになり、間の時間が無くなってしまう。

 

注意力の欠陥でバイトを2日で辞めたハリー・B

ピザの配達員の仕事は全く長続きしなかった。本当のところたった2日だった。

ピザを出される時どこに届けるか細かく説明してくれる。普通はこういうことはメモをとるんだけど障害に気づかれそうで嫌だったんだ。車には無線が付いているので、3、4回店に連絡を取ってやっと冷めたピザを届けるという風だった。

他の仕事をした時も俺は俺のこの問題は厄介だったけど、間違いなくこれが最悪なケースだ

(参考文献:デイヴィット・B・サダース&ジョセフ・カンデル著「おとなのADHD-社会でじょうずに生きていくために」)

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